木々村良平の異能狩り超能力事件簿

木々村良平の異能狩り超能力事件簿

38-反省と叱責

居ても立っても居られず、師匠に連絡を取った。「話せますか?」いつもと違う時間だし、どれくらいかかるもんかと思案していたが、案外すぐに応じてくれた。師匠の方から直接通話をしてくれた。 「師匠、いきなり申し訳ありません」少しの間の沈黙。...
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37-自分の家族がそんなことをするなんて思いもしなかった

古今泉と話して帰った。あの後も話していたので、少し遅くなってしまった。殿子さんには、作戦会議をしていたと伝えた。 「明々後日、気を付けてね。何か私に手伝えることある?」「いえ、大丈夫です。俺がやらなきゃいけないことだと思うので」 ...
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36-連絡事項を口実として話しかけたいという気持ちなのかもしれない

「師匠から連絡をもらった。」俺は古今泉に送った。 「ホント?!」「また直接話したい」「いつ?私は今からでも大丈夫」ピースの絵文字が最後についていた。今からか……。早い方がいいに越したことはないが……。 「今からにするか?」「ど...
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35-指示待ちの受け身の状態になってしまうが、仕方ないところもある?

「古今泉百々華のことを調べたいと思うのはいいが、私からの連絡が来るまで本当に勝手に動くなよ?」 と釘を刺された。多分、師匠は俺が勝手に動くと、あるいは、もう動いたと察したのだろう。やっぱり不審さが溢れていたようだ。師匠の言うように俺...
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34-依存

あれでよかったのか?「俺もやれることはやるよ」とか。 古今泉と話した後の充実感とその後に後悔の気持ちが両方一気にドッと流れ込んできた。 これまでの俺だったらあんな風に勢いで言わなかっただろう。しかも、なんだ、俺は池崎という名前...
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33-玉の輿を狙うことになるのか?

「昨日と一昨日、お姉ちゃんが帰ってきたの、多分私たちが起きる前。朝帰りってやつなのかな。あんな夜に出かけて、帰ってくるのは朝で。学校では普通に過ごしてるみたい。それはそれでめちゃくちゃすごいと思うんだけど」 睡眠時間足りてるのかな?...
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32-普通この年齢では上からの圧力なんかないはずなんだが

「調べてきました。」俺は師匠にメッセージを送った。大した情報は得られなかったが、能力者が関わっていることと車のナンバー。それは伝えた。 数分と経たないで師匠から返事があった。「喜べ。大当たりだ」大当たり。やっぱり組織案件だったようだ...
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31-怪しいと思われないためにはそれなりに訓練が必要だった

師匠には「今日、調べてきます」と伝えた。「わかった」と返事が来た。 いつもの報告のように長々と話さない場合は、師匠からの返事はこんなものだ。 俺も尾行に適した服装にする。あまりに仰々しいと怪しまれてしまうが、夜の尾行なので、暗...
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30-まだ背後にある思惑がわからない

朝起きたら「お姉ちゃん、今日も出かけた」というメッセージが届いていた。 古今泉の姉は昨日も出掛けたらしい。休み明けでも容赦なく出かけるようだ。そんな頻繁に出かけていて親御さんに何か言われたりしないのだろうか?と疑問に思う。古今泉は親...
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28-何かわからないけど、気持ちがはやってる

師匠に報告をする。ゴールデンウィークが明けてからの初めての学校だったが、特に変わりなく……なんてことはないか。事件は起こってないけれど、能力者が関係するかもしれないことについて、頼まれた、と。そう報告することにする。そうすれば不自然さが消...
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