木々村良平の異能狩り超能力事件簿 19-帰宅後、師匠への報告 結局、俺が選んだことは、実りのないことだったらしい。凪元の心を多少は動かしたらしいが、俺は空気の読めない部外者だって烙印は押されたままだろう。凪元には邪魔だなんだ、と言われっぱなしだったしな。今日のことは確実に師匠に話さなければならない。... 2024.07.11 木々村良平の異能狩り超能力事件簿
木々村良平の異能狩り超能力事件簿 18-ショックを受ける詳しい話 「今のは保護者の方?」 俺が殿子さんとの通話を切った後に凪元が尋ねた。「ああ、そうだ」詳細を話すのは避ける。出来る限り情報を与えたくない。適当にあしらっておく。 「ふーん。何か意外だった。敬語使ってる木々村くん」 「いや... 2024.07.11 木々村良平の異能狩り超能力事件簿
木々村良平の異能狩り超能力事件簿 17-和室にて通話 気づいたら、ここは、和室の部屋だった。何が起きたんだ? さっきまでの記憶を思い返す。轟剛力とやりあっていたはずだ。 身体を起こしているのがやっとで……轟剛力が帰って…… ダメだ。そこから記憶が無い。何でこんなところにいる... 2024.07.11 木々村良平の異能狩り超能力事件簿
木々村良平の異能狩り超能力事件簿 16-バクチ 俺の考えた手は最早、手でもなんでもないかもしれない。バクチ、それもヤケになったバクチと言える。自分の身体を犠牲にする作戦。 師匠ならそんなのは作戦と言えないと一蹴するだろう。けれど、今はこんな状況だ。俺の準備が足りなかった。本来なら... 2024.07.11 木々村良平の異能狩り超能力事件簿